チェンマイ式タイマッサージとは

 

世界一気持ち良いマッサージと言われているタイマッサージの中でも、チェンマイ式は豊富なストレッチ技を持ち、その手技は一般的なバンコクスタイルのおよそ2倍あり、独特のリズムでストレッチをしながら施術していくので爽快感があり、現地の人も受けに行く効果的な楽しいタイマッサージです。

 


 

チェンマイのコムローイ(小さな熱気球)祭り、ソンクラン祭(水かけ祭り)、ドイステープ(山の上のお寺)、マンゴースムージー、オールドメディスン(有名なマッサージ屋さん)、ロッティ(タイのおやつ)の屋台、チョンプー(フルーツ)、アップルムアン(タイ北部のフルーツ)の写真です

 


タイマッサージの歴史


タイ国の歴史は今から約800年前のスコータイ王朝から始まり、その後、アユタヤ王朝、バンコク王朝へと変わりタイ北部のランナー王朝を統合して今にいたります。スコータイ王朝時代が起源とされるタイマッサージも約800年の歴史があると言えるでしょう。日本のマッサージの歴史がおおよそ100年と考えると、その歴史に重みを感じます。


今から約1500年前、もともと中国南部にいたタイ族が現在のタイ国に移住してきました。その中で性格が比較的せっかちな人たちがパタヤなどのタイ南部まで移住してきて、普通の人たちは中部バンコクやアユタヤ、のんびり穏やかな人たちは北部のチェンマイ辺りにとどまったと言われています。


タイマッサージを大きく二つに分けるとバンコクスタイルとチェンマイスタイルがあります。チェンマイスタイルが独特の穏やかなゆったりしたリズムを持つのは、その歴史にも影響されているのかもしれません。



タイマッサージ理論


タイマッサージには四大タート理論というものがあります。タートとは元素のことで、宇宙は土・水・風・火の4つのタートから形成されるとします。人間も小宇宙と考えられ4つのタートを持ちますが、土は骨や筋肉、水は血液やリンパ液、風は体内の動きや生理機能、火は新陳代謝を表します。自然界ではこのタートのバランスが壊れると天変地異が起き、人間は病気になるという理論です。タイマッサージでは体にあるSENというたくさんのツボにアプローチすることで、このバランスを整えて体を健康な状態に近づけていきます。